演奏会のお知らせ

第13回定期演奏会

2010年 9月26日(日)久世公演(岡山)
2010年10月09日(土)早島公演(岡山)
2010年10月24日(日)備前公演(岡山)

シューベルト 交響曲第5番
シューベルト 「魔王」「ます」(テノール:津上 崇)
シューベルト 交響曲第7番「未完成」

次回東京公演は2013年秋です。

H.Hoshina "Fu-Mon" for orchestra / 保科洋「風紋」管弦楽版

 

2009年の創立15周年記念演奏会 岡山公演より。
プログラムは、保科洋「風紋」「管弦楽のための変奏曲」、チャイコフスキー交響曲第6番でした。

過去の演奏会の音源一覧はこちらをどうぞ。

Hoshina Music Officeの公式Twitterもよろしく。アップデートや演奏会情報などをお知らせします。登録は、こちらから

 

(編集 )

Tchaikovsky Sym.6 "Pathetique" チャイコフスキー 悲愴 (指揮映像)

 

2009年の創立15周年記念演奏会 東京公演より。
プログラムは、保科洋「風紋」「管弦楽のための変奏曲」、チャイコフスキー交響曲第6番でした。

過去の演奏会の音源一覧はこちらをどうぞ。

 

今回は株式会社PALS東京さんのご協力により、指揮者固定カメラ映像を入手出来ましたので公開します。
楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜」と一緒にご覧になると、「なるほど〜 こういうときはこのように振ればいいのか!」と指揮の勉強にもなるかも?!

指揮の勉強をしたい方におすすめの動画です!

なお、YouTubeへのアップロードの際、どうしても音質が劣化してしまって勿体ないので、オリジナルの.movファイルをアップロードしました。こちらからどうぞ
非圧縮の音声ファイル(.aiff)はこちらからダウンロードできます。 

Upload奮闘記はこちら

それから、Hoshina Music Officeの公式Twitterを開始しました! アップデートや演奏会情報などをお知らせします。登録は、こちらから

 

(編集 )

楽曲分析と演奏解釈 小冊子をご希望の方へ

保科アカデミー室内管弦楽団15周年記念演奏会(8/15岡山、8/29東京)にて無料配布致しました小冊子

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 

に残部が出ましたので、ご希望の方に送料のみご負担頂いてお譲り致します。
お申込み方法は、上のリンクをご覧下さい。 

(編集 )

東京公演の音源がダウンロード可能になりました!

大変遅くなりましたが、8/29 保科アカデミー室内管弦楽団 15周年記念特別演奏会 東京公演の音源(MP3)がLast.fmからダウンロードできるようになりました。

MP3ダウンロード

のページからどうぞ。席の都合であまり弦が聞こえなかった方は、是非聞いてみてくださいね!

(編集 )

岡山公演の全曲視聴が可能になりました

8/15岡山公演の録音をLast.fmにて全曲視聴可能に致しましたので、ご利用下さい!
(岡山公演は悲愴で指揮棒がすっとんで行ったりとか、多少ハプニングがあり数カ所演奏にキズがありますが、それでも熱い演奏です。どうぞお楽しみ下さい♪)

風紋の管弦楽版もフルトラックで聞けますよ!

以下のリンクをクリックして、曲名の横の横向き▼印を押すと演奏が始まります。

Last.fmの 保科アカデミー室内管弦楽団 第15周年記念特別演奏会岡山公演 のページ

東京公演の録音はちょっと準備が遅れています。近日中にアップロードの予定です

東京公演、アップロードしました! MP3ダウンロードも可能です。

Last.fmの 保科アカデミー室内管弦楽団 第15周年記念特別演奏会東京公演のページ

(編集 )

8/29東京公演ご来場ありがとうございました!

29日の演奏会の感想を上げてくださっている方がおられましたので、ご紹介致します。
1週間ほどでDVD、CDの方も出来上がってきますので、また東京公演の映像と音源ををYouTubeとLast.fmにアップロードする予定です。
録音も素晴らしいです。当団は弦の人数が少ないため、当日2階や1階後方、両サイドなどに座られた方は、弦の音があまり届かなかったようです。是非録音の方もきいてみて下さい。
録音はこちらからどうぞ! 

「Adam 12」

「ファゴット吹きのぼやき。」

「I Love Harmony」

「symphonics」

(編集 )

岡山公演大盛況のうちに終了(音源付き!)

岡山公演に行かれた方の記事がweb上に上がっています! 本番中のハプニングの話などもあり楽しいですよ!

「エンターテイメント日誌」

「天井桟敷のつぶやき」

というわけで、岡山本番から2曲、フルトラックでお送りします。 右上プレイヤーの横向き▼印(プレイボタン)を押さないと演奏が始まりませんので、ご注意!

  1. 保科洋 管弦楽のための変奏曲
  2. チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」より第3楽章

あと、MP3ストリーミング顛末記上げてみました。ストリーミングやってみたい方はよろしければご覧下さい。

(編集 )

Brahms Sym.No.3 4th mov. / ブラームス 交響曲第3番第4楽章

ネットラジオにも同じ音源が上がっています(こちらの方が若干音質が良いようです)。
Last.fmのネットラジオはこちら(曲名の横の三角矢印をクリックして再生してください) 

第5回定期演奏会より。
プログラムは、シュトラウス「こうもり」序曲、チャイコフスキー「モーツァルティアーナ」より終曲、保科洋「懐想譜」、ブラームス交響曲第3番でした。

過去の演奏会の音源一覧はこちらをどうぞ。YouTube第5回演奏会プレイリストはこちら
第5回定期演奏会パンフレット 

(編集 )

Beethoven Romance / ベートーヴェン「ロマンス」

ネットラジオにも同じ音源が上がっています(こちらの方が若干音質が良いようです)。
Last.fmのネットラジオはこちら(曲名の横の三角矢印をクリックして再生してください) 

第6回定期演奏会より。ヴァイオリン:vn. 鷲野 亜紀 (コン・ミス)
この他のプログラムは、ベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番(ピアノ:有森 博)、交響曲第3番「英雄」でした。

過去の演奏会の音源一覧はこちらをどうぞ。YouTube第6回演奏会プレイリストはこちら
第6回定期演奏会パンフレット 

(編集 )

Mendelssohn Sym.No3 3rd mov / メンデルスゾーン Sym.No3 3楽章

すみません。かなりネットの回線が早くないと、動画がスムーズに見られないようです。
同じMP3がLast.fmに上がっていますので、動画が重すぎて見られない方は、ネットラジオをご利用下さい。

Last.fmのネットラジオはこちらから(曲名の横の三角矢印をクリックして再生してください) 

第10回定期演奏会より。
プログラムは、プロコフィエフ「古典交響曲」、保科洋「巫女の舞」、
メンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」でした。

過去の演奏会の音源一覧はこちらをどうぞ。YouTube第10回演奏会プレイリストはこちら
第10回定期演奏会パンフレット

(編集 )

ドビュッシー 夢(管弦楽編曲 保科洋)

第7回定期演奏会アンコールより。
メインプログラムは、レスピーギ「リュートの為の古代舞曲とアリア」、ラヴェル「クープランの墓」「亡き王女のためのパヴァーヌ」他でした。
演奏会の演奏一覧はこちらをどうぞ。YouTube第7回演奏会プレイリストはこちら

第7回定期演奏会パンフレット

(編集 )

ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」第4楽章

第6回定期演奏会より。ベートーヴェン「ロマンス」、交響曲第3番、ピアノ協奏曲第1番他

演奏一覧はこちらをどうぞ。YouTube第6回演奏会プレイリストはこちら。

第6回定期演奏会パンフレット

(編集 )

8/23 リトルジャックオーケストラ

植松伸夫 作曲「FINAL FANTASY VI」より「蘇る緑」他

(編集 )

8/23 吹奏楽団アンサンブル・フラヴィア

たなばた(酒井格),まな板協奏曲「お野菜」,日本の歌謡曲特集!など

(編集 )

モーツァルト/ディベルティメントKV.136より第2楽章

第5回定期演奏会アンコールより。このほか、シュトラウス「こうもり」序曲、チャイコフスキー「モーツァルティアーナ」、ブラームス交響曲第3番他がメインでした。
演奏一覧はこちらをどうぞ。YouTube第五回演奏会プレイリストはこちら。

(編集 )

8/15 西池袋管弦楽団

ブラームス交響曲第1番/悲劇的序曲/ハイドンの主題による変奏曲

(編集 )

8/15 Assembled I Orchestra

ドヴォルザーク  交響曲第9番“新世界より” / リスト レ・プレリュード / ベートーヴェン 「エグモント」より序曲

 

(編集 )

演奏解釈

 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ

 


 

3. 演奏解釈 

演奏解釈を要約すれば、楽曲分析によって整理した各グループとその重心を全曲的見地から比較検討して、それぞれをフレーズごとにランク付けすることといえます。具体的には各重心にかかるエネルギーの大きさ及び音楽的比重の比較検討です。したがってこれからは旋律だけでなくすべてのパートが検討の対象になります。 

なお、フレーズやグループを演奏する際には、重心に先行する音群はクレッシェンドで、後続の音群はディミニュエンドで表現するのが基本的な方法です。ただし各グループはその接点でハッキリ分かれるように演奏するのではなく、むしろフレーズ内で音楽の流れが切れ過ぎないように複合グループ化して、隣接するグループの接点の音は両方のグループに所属するように表現する場合の方が多いようです(譜例11で実線カッコが重複している箇所)。 

この様相は山並みを縦走する状態に似ています。つまり一山ごとに平地へ降りるのではなく山から山へ渡り歩くのです。しかもペース(テンポ)を維持して登りや下りを歩くためには同じ距離でも全く異なるエネルギーの使い方が必要なこともフレーズ表現と酷似していないでしょうか。 

以上をふまえて早速「悲愴」交響曲・第一楽章・第2主題の演奏解釈を始めましょう。 


グループ(1)と(2)の比較 

グループ(1)と(2)の表情は指定された強弱記号や<>によっても明瞭に感じ取れますが、前述のようにこれらの記号類は元来補助的なもので本質的なエネルギーの抑揚は音符の推移によって描かれているのです。 

ちなみに音符以外の指示記号を見てみましょう。グループ(1)と(2)は指示記号が全く同じですので(注)、抑揚の中味も同じと思われがちですが、音の高さと和音が微妙に違うのでその内容は決して同じにはなりません。

 (注) 5小節の<は前述のように後続グループへ繋げるための意図的な指示ですからこの際考慮外にします。

ところがそのような微妙な違いを的確に指示する記号はないのです! 強弱記号は相対的な量は記せても質までは記せません。また記号<>に至っては量も質も記すことは出来ません! 

もしも仮に記せたとすると、変幻無限な音楽的表情の微妙な違いに対応させるために記号の種類は膨大な数が必要になってしまうでしょう。そのような記号の海に埋まった楽譜は煩雑になるだけでなく演奏者の主体的な表現意欲を妨げることになりかねません。 

score12.png

例えば中段3小節目のシンコペーションのリズム(「バウンド分割」です)に注目してください。これは(1)のエネルギーが重心から減衰して行くなかで、最後に残ったエネルギーがあたかも水面に広がる波紋のように静かに消えて行くさまを見事に描いている箇所です。このリズムが旋律のA音ではなく内声のホルンに与えられているのもこの部分の内向的な収束感を的確に表現しています(しかも(1)の中でここだけです!)。 

このような繊細なニュアンスは記号で表せる限界を超えているとは思われませんか?  

また、バロック音楽のように音符以外の指示記号が極端に少ない作品(楽譜)でも、繊細な強弱法や音楽的な表情に満ちあふれた演奏が数多く存在しているという歴史的事実があります。これらのことは、音符だけでも十分に、いや音符の方がより繊細に音のエネルギーが推移して行く際の微妙なニュアンスを伝えられることを証明していると考えられないでしょうか!! 

以上のことは楽譜の読み方の基本ですので、譜例で具体的に説明しましょう。 

グループ(1)では下降する音域が8度(オクターブ)でしたが(2)では10度に広がっています! この違いはジェットコースターが落下する際にその距離が大きいほど加速も大きくなるように、音が下降して行く際のクレッシェンドの中味が違うことを意味しています。さらに、最下点から重心まで登る距離は同じ6度ですが、重心の音の高さが(1)と(2)では異なっておりその和音も違います。ここで指揮者は判断を迫られます。 

イ)グループ(1)と(2)では抑揚はどちらが大きいのか?  

ロ)またニユアンスはどのように違うのか?  

ハ)そしてそれらの根拠は? (前述のように音が違うので音楽的に同じではあり得ません)。 

これについては実は解釈に個人差が生じるのです。ですから同じ「悲愴」でも多種多様な名演奏が存在するのです。しかしそれでは話が終わってしまうので、ご参考までに私の解釈をご披露しましょう。 

(1)と(2)については前述の音域の違いもさることながら、(1)の重心を支えている減七の和音がもたらす内的な焦燥感ともいえるニュアンスと、(2)の重心に付けられた属九の和音(旋律のH音を倚音と解釈することも出来ます)の厚みのある響きに注目したいと私は思います。この違いを表現するために、具体的には(1)の<>は量的な表現よりも内面的・音色的な表現を心がけ、(2)の<>は下降する音域の広さも勘案してより幅の広い量的な響きを目指すのが適切であると考えます。 

  以上を勘案して<>の幅は(2)の方が大きくなるように表現したいというのが私の解釈です。

 

... 続きは、会場でご覧下さい!


※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ

 

 

(編集 )

楽曲分析

 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ

 


 

2. 楽曲分析  

それでは実際に楽曲分析をしてみましょう。例として「悲愴」交響曲の第一楽章第2主題を取り上げます。楽曲分析とは それを活用する目的によって視点を変えるべきですが、今回は演奏するための楽曲分析という立場で分析することにします。 

文章で説明すると非常に理屈っぽくそして冗長になってしまいますが、実は演奏するための楽曲分析とは、フレーズをグルーピングして、グループ内の抑揚と重心を音符と指示記号から読み取ることなのです。つまりフレーズというセンテンスの内容を理解するための単語の整理整頓です。 

前述のようにグループとはフレーズ(音の山並み)を形成している個々の山々に相当するものですが、文章と違ってグループとは固定されている訳ではなく常に流動的です。またグループはしばしば複数個が緩やかに繋がって複合グループを形成しますが、自然発生的にせよ人為的にせよ、聴き手はエネルギーの抑揚、特に重心からエネルギーが減衰して行くさまを感じ取るとグループが一旦完結したものとして認識するので、一見単独のグループに思われるものでも、内部に複数の抑揚が存在すると解釈した場合には、それは複数の抑揚を含む複合グループとして整理すべきです。 

以上をふまえてこのフレーズ(第2主題)の内部構造をグルーピングしてみましょう。 


score11.png

フレーズ=二重線カッコ、グループ=実線カッコ、複合グループ=点線カッコ、↓=各グループの重心 

グループ(3)に↓が2カ所あるのは重心が↓から↓まで時間的に広がっていることを意味します(重心の項参照)。 


グループ(1) 

最初ですので詳しく解説しましょう。先ずこのグループの重心は前掲条件の(イ)(ニ)(ト)と(ヘ)の応用に該当する2小節3拍目のD音と考えるのが妥当です。

あたかも停止していた物体が静かに下降していくように、Fis音から8分音符で滑り落ちるように動きだしたジェットコースター音型の旋律は、次第に加速を伴って勢いを増し、その反動で2小節3拍目のD音まで抛り上げられた後に、徐々に減衰して最後のA音(グループが終わることを伝える長い音)で収まる、という様相を音符の高さと長さの推移で見事に表現しています。スタートから2小節3拍目のD音まではジェットコースター音型ですので、仮に2小節1~2拍の<が指定されていなければ2~3拍目は>する方が自然です。しかし作曲者は3拍目のD音が重心であることを演奏者に明確に伝えるために意識的にここに<を指定したと考えられます。つまりここの<は重心の位置を変更するための意図的な指示なのです。 

ところで歴代の作曲家の作品をつぶさに調べると、実は音符の変動が示唆する微妙な抑揚は必ずしも指示していないことに気付きます。それは、作曲家はそのような微妙な抑揚は音符の推移が十分に伝えてくれることを信じているからではないでしょうか。あえて指示するとむしろオーバーな表情になってしまうことを怖れているからではないでしょうか。  

つまり、<>をはじめとするさまざまな指示記号、指示用語などは(作曲者の意図を端的に表したものであることは申すまでもありませんが)単に表面的な意味に留まらず、周りの状況によってニュアンスは微妙に異なるのです。それらを大別すると以下の5通りになります。

イ)音符だけでは的確に表現し得ない音楽的内容を記したもの 

ロ)音符だけでは複数の解釈が可能な場合、作曲者の意図を明確に伝えるために指示したもの 

ハ)音符で表現している内容を、より強調する目的で記したもの 

ニ)音符から常識的に感じ取れる内容と全く異なる表情を意図的に指示したもの 

ホ)音符から常識的に感じ取れる内容を確認するために記したもの 

楽曲分析によってグループ内の抑揚を整理・設定したとき、作曲家が指示した記号類の意味と異なった結論に至ることがままあります。このような場合、基本的には作曲家の意思を尊重してその指示に従うべきでしょうが、単に盲目的に従うのではなく上記のいずれに基づいた指示であるかを分析結果から判断し、指示記号の真の音楽的意味を理解するように心がけるべきでしょう。例えばグループ(1)2小節目の<は上記(ロ)に該当する指示と考えられます。

 

... 続きは、会場でご覧下さい!

 


 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ

 

(編集 )

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜

以下のテキストは、保科アカデミー室内管弦楽団15周年記念演奏会(8/15岡山、8/29東京)にて配布致しました無料小冊子からの抜粋です。

この冊子の内容を反映した演奏会の演奏を聞いてみたい方はこちらへ。

もともと、この小冊子は、演奏会が始まる前、もしくは休憩中に目を通していただいて、その実践をアカデミーの演奏で実感していただけたら、という目的で企画されたものです。内容は、保科洋著(音楽の友社)「生きた音楽表現へのアプローチ」のエッセンスを凝縮し、新たに譜例を加えて解説しなおしたものです。残念ながら「生きた音楽表現へのアプローチ」は現在絶版となっており、ほぼ入手不可能の状態ですので、「生きた音楽表現~」が入手出来なかった方も是非ご覧下さい。

演奏会終了後に残部が出ましたので、ご希望の方に送料のみご負担頂いてお譲りします。
角形3号以上の封筒に郵送先住所、氏名を明記の上、140円分の返信用切手を貼って以下の住所にご郵送下さい。
お手元に届くまで2週間ほどかかる可能性がございます。ご了承下さい。
在庫がなくなり次第、受付終了とさせて頂きます(2010年6月現在、まだ在庫はかなりあります)。

封筒送り先:
〒193−0941
東京都八王子市狭間町1464−1−2−902
Hoshina Music Office  小冊子受付

  1. 序文
  2. 楽曲分析の道具 
    1. 音符の長さ(音価)は音の強さ(大きさ)
    2. 「音の分割 」⇒?「骨のリズム(基本リズム)」
    3. フレーズ・グループ ⇒ 抑揚の生成 ⇒ 重心(抑揚の頂点)
      1. グループ
      2. 複合グループ、フレーズ
      3. 重心の設定
  3. 楽曲分析
  4. 演奏解釈
  5. 作曲者からのお願い・・・楽譜から読み取って欲しいこと
    1. 繰り返しとコントラスト
    2. 強弱記号
    3. その他の記号、標語類
  6. おわりに


(編集 )

作曲者からのお願い・・・楽譜から読み取ってほしいこと

 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ


 

作曲者からのお願い・・・楽譜から読み取ってほしいこと

 

以上、長々と理屈っぽい文章を連ねてしまいました。本来音楽は音で表現するものですから、書きながらも解説すればするほど本質から遠ざかってしまうようなもどかしさを否めませんでした。と言いつつ、屋上屋根を重ねるのは本意ではありませんが、最後に作曲家の立場から、楽譜という手紙をどのように読み取って欲しいかという願いを少しだけご披露させてください。

題材は本日演奏する「風紋」です。

 

1)「繰り返し」とそのコントラスト

作曲家は伝えたい音楽を楽譜に書いていますが、当然のことですが本当に伝えたいのは「音による音楽」です。ところで、音は発するそばから消えていってしまうものです。このような音を素材として聴き手に作者の意図を伝えなければならない音楽では、伝えたい内容を「繰り返し」て聴かせる ことによって目的を達成させているのです(注)

(注)あらゆる音楽形式に共通する要素は「繰り返し」です。繰り返しという概念を含まない音楽はありません(一部の実験的な前衛音楽は除きます)。ソナタやロンドなどさまざまな形式の違いとは繰り返し方の違いであると受け止めれば分かりやすいでしょう。

ただし、単純に繰り返すのではなく聴き手を飽きさせないように、更には聴き手に感動を与えられるように繰り返し方を研究し試行錯誤しています。その工夫の中で最も重要なタームがコントラストです。基本的にはフレーズやグループにさまざまな変形を加えて繰り返し、それらの違いを通して作意を伝えるという方法です。例をお見せしましょう。

score14.png

譜例14は「風紋」のテーマですが、最初に提示された上段と2度目に再現された下段では3小節目の最後の音が違います! 僅か1音の高さがたった2度違うだけなのですが、私にとってこの違いはテーマの心臓のように重要な意味を持っています。なぜならば、この違いがもたらす表情は後続する旋律の流れを変えさせるほどの大きなコントラストの効果を生み出しているからです。それは、1回目ではB音にしか上がれなかった勢いなのでそのまま減衰して旋律を下降させているのに比べて、2回目はC音まで抛り上げられるほど勢いが大きいので旋律を更に上昇させられるからです。私としては旋律に潜在するこのような内的エネルギーの違いを、この1音を書き分けることで伝えたかったのです。遡ってこのことは3小節1〜2拍に指示したの中味が違うことも暗示しています(<>などは量も質も表せないことを思い出してください)! そして他の部分の指示記号類の微妙な使い分けも、1回目と2回目のエネルギーの勢い・様相などの違いを理解してもらうための補助として指示したもので、これらはすべて上記1音の違いとそのコントラストがもたらす効果を源とした因果関係にあるのです。

他の作品にも言えることですが、繰り返されたフレーズやグループの僅かな変化とそのコントラストこそが作曲者の真意を知るためのこの上なく大きなヒントなのです(注)

(注)前掲「悲愴」にも随所に変形された繰り返しがありました。もう一度そのコントラストの効果を実感してみてください。

 


 

 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ

 

 

(編集 )

重心の設定

 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ


 

c)重心の設定

フレーズの分析とは、要約すればグルーピング(グループを整理すること)と重心を設定することです。

グループには重心が必ず1カ所(注)あります!

(注)重心は一つの音符に設定するとは限りません! 音符はどのような音価でも必ず長さを持っていますから、重心とは原理的に時間的な広がりを持つものなのです。したがって一カ所であれば複数の音符に跨がる重心を設定しても不都合はありません(2カ所以上ある場合は複合グループになります)!

この状態は広々とした山の頂上に例えられるでしょう。頂上が広い山は穏やかなあるいは雄大な景色として感じられますが、音楽も同様で時間的に広がった重心は広々としたあるいは雄大な表情を醸し出します。

重心はグループの抑揚の軸としてその音楽的ニュアンスを演出する重要な役割を担っており、音楽の表情に多彩なインパクトを加えるものです。また重心とはグループ内で最大のエネルギーが付加された箇所ですから、エネルギーを付加された音符は楽譜上ではどのような状態になるのか、を知ることが出来れば重心を見つける際のヒントになります。そのような音符の状態をまとめておきましょう。

 

イ)ある音符群の中で、比較的音価が長くかつ音高の高い音符

「音価が長い」「音高が高い」はどちらも音のエネルギーが大きいことを示す基本的な現象ですから、この両方の条件を満たしている音符(次例4小節目の↓H音)はフレーズの重心として最も適しています(注)

score5.png

(注)「音価が長い」はそれだけでも重心になり得ますが(譜例5のカッコつき↓)「音高が高い」だけでは重心になるとは限りません。特に「高いけれど短い音」は重心ではなく先行音群の余剰エネルギーで抛り上げられた音である場合が多いです。

 

ロ)「バウンド分割」と判断できる音符群の最初の音符

 机の上をスティックで叩くと反動で数個の音が生じます。つまり叩いたエネルギーの反動(衝撃)で音が分割されたのです。このような状態を表した音符群を「バウンド分割」された音群ということにします。

「バウンド分割」された音群は、その成因から最初の音が短くて最後の音が長くなるのが特徴で、しかも短い最初の音符が必ず重心になります(譜例6の↓)。一見このことは「音価と音量」の原則に矛盾するようですが、「骨のリズム」を整理すると音価が長い音が重心になっていることが分かります。すなわち「バウンド分割」された音群とは原則の意図的な変形なのです(次項も参照)。なお「バウンド分割」は、必ず同一和音内で生じる現象です。

score6.png

ハ)「骨のリズム」の中で比較的音価が長い音符

前述のように楽譜上の音符は実際には相当な比率で分割されています。詳細は前述「音の分割」の項を参照願いますが、前項(ロ)の「バウンド分割」や後述する「倚音」も分割された音群の一種です。分割された音群の奥に潜在する「骨のリズム」の中で音価の長い音符は音群の重心になる可能性が非常に大きいので、重心の設定に際して「音の分割」を見つけることは非常に有効です(譜例1、2、6や後出譜例8も参照)。

 

ニ)付点音符を含む音符群の付点音符

一般に音が分割される場合には等分割になるのが自然で(エネルギー的に均等な分割)、不等分割するには意識的なエネルギーのコントロールが必要です。付点リズムとは、等分割されたある音符が意図的に過剰なエネルギーを付加されて付点音符の長さにまで変形し、その圧力によって後続音符が後へ追いやられた状態と考えられますが、これは、等分割では物足りない! という作曲家の強烈な意志を表したものとも受け取れます。ですからそのような付点音符が重心になるのはごく自然なことで、事実、付点音符を含むリズムでは付点音符が重心になる場合が非常に多いのです。なお、譜例7(b) は複付点音符の例ですが、複付点音符とは上記の現象が更に強調された状態ですから付点リズムの効果は当然より強まります。まさに作曲者の強烈な意志を感じさせられる箇所です。

仮に上段の付点音符が下段カッコのように4分音符で均等に書かれていたら・・・、この曲の魅力・説得力は半減するでしょう! 無論 Tschaikowsky がそのような書き方をする訳がありませんが・・・

score7.png

ホ)倚音(appoggiatura)および各種の装飾音が付加された音符

  倚音(appoggiatura)とは簡単に言えば、和音を構成する音以外の音を意図的に使って緊張を高めておいてから本来の和声音に戻る、という作曲上の技法の一種です。主に旋律の音に使われますが内声でもしばしば使われます。心理的・内的な葛藤あるいは焦燥感などを表現するのに非常に効果的なので古くから活用されています。現象的には倚音と後続音(解決音といいます)はペアになって必ず緊張⇒弛緩を生み出すので、倚音がグループの重心になる確率は非常に大きいのです。

譜例8は上声と下声が交互に倚音(↓)で装飾し合いながら心理的葛藤を描いている見事なまでに感動的なフレーズです。仮に下段に示したように倚音を省いてしまったら・・・、何ともありきたりのフレーズになってしまうと感じるのは私だけでしょうか? 倚音の表現力の大きさに今更ながら感嘆する例です。

なお、下段は上段の「骨のリズム」にもなっています。つまり倚音と解決音は「音の分割」の一種でもあるのです。また、↓を付けていない2分音符がありますが、これらはグループ(カッコ内の音群)の最後の音ですので音価が長くても重心になるとは限りません。

score8.png

もう1曲、倚音の表現力の素晴らしさを披露しましょう。次例は、迫りくる死をひしひしと感じながら、なおも病魔に抵抗して生きようと必死にもがく Tschaikowsky の痛ましいまでの心情を生々しく伝える見事なフレーズです。

この例も下段の倚音・繋留音を省いた例と比較すると、その説得力の違いに驚かれるでしょう!

score9.png

(注)繋留音とは倚音をやや穏やかにした表情を持つ作曲技法の一種です。歴史的には倚音より早くから用いられてきた技法で、倚音にクッションを加えた型をしています。詳細は省きますが、倚音と同様に緊張⇒弛緩を伴い心理描写に優れています。

 

ヘ)「ジェットコースター音型」と判断できる音符群の最低音(又はその周辺の音符)

高い音から低い音へ進行することはエネルギーが大きい音から小さい音へ進むことです。したがってこれらのエネルギー状態を連続させるにはディミニュエンドが自然であり、低い音から高い音へ進行する場合は逆の理由でクレッシェンドが自然です。したがって、下降して上行する音群は下降から上行に切り替わる箇所がエネルギーの谷間になるので、一般的にはそこでグループが分かれて聴こえることになります。

それでは、下降して上行する音群を一つのグループにまとめるにはどうしたら良いのでしょうか?

それは、下降でクレッシェンドしてその反動を利用して上行する際にディミニュエンドをする、という方法で一つにまとめることが出来ます。この状況は丁度ジェットコースターが上下する動きと似ているので、このような音群を「ジェットコースター音型」ということにします。この音型の特徴は、元来エネルギーが小さいはずの低い音が下降する音群に蓄積される加速エネルギーによって重心として機能することです。

score10.png

譜例10は私の作品「風紋」の一部分です。私は下降⇒上行するカッコ内の音群に<>を指示しましたが、仮にこの指示がなくてもカッコ内の音群はジェットコースター音型としてグルーピングする方が自然です。なぜなら7小節目はバウンド分割された音群ですから↓の音が重心になりますが、元来7小節目は3小節の変形ですので、遡って3小節および5小節もバウンド分割と判断でき、それぞれの重心は↓の音ということになります。したがって、重心に先行する2、4、6小節はする方が理にかなうことになります。以上のことから、カッコの音群はジェットコースター音型としてグルーピングする方が自然なのです。なお、前出譜例4のグループ1、2などもジェットコースター音型を応用した例ですのでご参照ください。

 

ト)不協和度の大きな和音上の旋律音

和音には大別して協和音と不協和音がありますが、一般に協和音⇒不協和音は緊張が高まり不協和音⇒協和音は弛緩します。作曲家はこの現象を利用して音楽的な緊張・弛緩を表現するのに役立てているのです。したがって、協和音と不協和音が混在するフレーズやグループでは不協和音と重心が一致することがしばしば見受けられます。譜例4などはその好例ですが、後に詳しく分析しますのでそちらを参照して下さい。

 

以上が重心になり得る音符の状態の主なケースです。上記のいずれかに合致した音符が必ず重心になるとは限りませんがその可能性は大きいと考えてよいでしょう。特に拍節感の強い曲では、強拍にこれらのいずれかが当てはまった場合には重心である確率は非常に大きくなります。さらに上記の項目が複数で合致した場合は更に強固な重心になるでしょう。

 

 


 

 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ

 

(編集 )

複合グループ、フレーズ

 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ


 

b)複合グループ、フレーズ

文章における文(センテンス)が複数の文節(単語)によって構成され、ある程度まとまった内容を表現しているように、複数のグループがグループごとに完結せずに緩やかに繋がり合うことで、ある程度まとまった音楽的内容を含むまでに成長した構造を「フレーズ」といいます。また、フレーズほど大きな構造ではなくても複数のグループが緩やかに繋がって単独のグループよりも複雑な内容を含むもの(文章の熟語に相当します)、あるいは一見単独グループと思われる内部に複数の抑揚が生じている状態を「複合グループ」といいます。

つまり、フレーズや複合グループは必ず複数の重心を含んでいるのです。見方を変えれば、フレーズとはさまざまな起伏に彩られた山並みのようなものです。この場合、山並みを形成している個々の山々はグループあるいは複合グループに相当するでしょう。演奏表現とはこの山並みを登り下りしながら歩いて行くようなものです。すなわち、山の起伏を登り下りする際には起伏に応じてエネルギーを使い分ける必要があるように、フレーズやグループの抑揚を表現するにも同様のエネルギーのコントロールが不可欠なのです。

次例は「悲愴」交響曲の第一楽章・第2主題の旋律ですが典型的なフレーズの一例です。

score4.png

このフレーズは1〜5のグループで構成されています(実線カッコで示しました)。フレーズをグループに分けて分析する目的とは、当然のことですが分析の内容を演奏に反映させることです。

一例を挙げましょう。1をグループとして聴かせるということは、最初のFis音から静かに滑り落ちるように動き出した旋律が、加速によってエネルギーを増幅しながら重心(↓のD音)を形成し、重心からはそのエネルギーを減衰させて行って最後のA音でグループが収束したことを感じさせるように一旦停止する、という抑揚を具体的に音で表現することです(フレーズ全体の詳しい解説は後述します)。

ところで、1の最後のA音はこのグループの中で最も長い音です! 前述の「音価の長い音は音量が大きい」という原則に従えばこのA音は音量を大きくすべきなのですが、それではグループが収束したことを感じさせることが出来ません。この矛盾はどのように考えるべきなのでしょうか?

実はこのことが前述の「音価と音量」の原則に関する唯一の例外なのです!

フレーズやグループの最後の音符は音価が長くても音量は大きくならない(ことが多い)!

これは非常に重要な例外です。これによって初めて、聴き手は音楽の単語やセンテンスの輪郭を聴き取ることが出来るのですから・・・。つまり作曲家はフレーズやグループが収束してゆく様相を、山の裾野が緩やかに長く広がっているような景色に見立てて、時間を要する長い音符を使ってエネルギーを減衰させた、あるいはグループやフレーズの接点に時間間隔を空けることでその輪郭を明瞭にした、とも考えられます。

いずれにせよ、これはフレーズやグループという音楽の言葉を聴き手に伝えるための意図的な表現手段ですから、音の物理的特性にかかわらず音価が長くても音量は大きくはならない(ことが多い)のです!

 


 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ

 

 

 

(編集 )

グループ

 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ


3)フレーズ・グループ ⇒ 抑揚の生成 ⇒ 重心(抑揚の頂点)

以上が楽譜という手紙を演奏者に読み取ってもらうための基本的共通語(音の物理的特性と音符の関連)です。ただし、作曲者は己の意図を演奏者に的確に伝えるために、音符という単独では意味を成さない文字を単語やセンテンスとして構造化・文章化しています。

a)グループ

文章において個々の文字(アイウエオ、ABC、など)が単独では意味を持てずに(例外はあります)複数の文字を組み合わせることで単語として活用しているのと同様に、音符も単独では音楽的意味を表現することは出来ません。音楽的意味を持たせるためには、複数個が集まって更にそれらのエネルギー状態を連続させる必要があるのです。このエネルギー的に連続している最小の音群を「グループ」ということにします。言い換えれば、エネルギーが連続しなくなるとそこでグループは終わったと感じるのです。つまり、エネルギーの谷間はグループの接点として感じ取られるのです。

score3.png

譜例3の上段はすべて8分音符ですからそのエネルギーは均一です。言い換えればこれらは連続していると感じ取れます。つまり、どこかでエネルギー状態を切断しようと思っても(単語に分けようとしても)どこが適切であるかを決めることは出来ません(拍子に潜在する拍節感はこの際考えないことにします)。

しかし下段のように変化させると、音価の変動に応じてエネルギー状態に差が生じることになります。したがって、これらのエネルギーを繋げるためには、音価が長い音符(エネルギー大)に先行する音符はその落差を埋めるためにクレッシェンドが必要になり、後続する音符には同じ理由でディミニュエンドが必要になります。すなわちエネルギーの大きい音符を軸として下段に示したような音量の抑揚が生じるのです! 見方を変えれば、抑揚の谷間を接点として音符はグループ化されることになります。このように、グループとはエネルギーが大きい箇所を軸として生じた抑揚の単位なのです(譜例3のカッコで括られた音群)。そしてグループの軸になるエネルギーの最も大きい音(箇所)を「重心」(譜例3↓の音)といいます。

グループとは重心を軸としたエネルギーの抑揚を内包する最小の音群!

このグループこそが音楽における単語であり表現のための基本的単位なのです。なお、下段下部に記したリズムはこのグループの最も妥当と思われる「骨のリズム」を表しています。

 


 

 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ

 

(編集 )

楽曲分析の道具  「音の分割 →「骨のリズム(基本リズム)」

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ


2)「音の分割 」⇒ 「骨のリズム(基本リズム)」

ただし、楽譜上のすべての音符が音量に連動して記されている訳ではありません。それは楽譜に記された音符の大半は、実は何らかの形で本来の音が分割された状態で記されているからです。例を挙げましょう。

score1.png

譜例1の3小節4拍目以後の16分音符が続いている箇所に注目ください。各拍の最初の2音符にはスラーが記されておりますが、これは下段に記したリズムの8分音符が倚音(非和声音の一種、後述)によって装飾されて16分音符に分割されたものと考えられます。したがってこの場合には、

スラーが記された最初の16分音符には8分音符と同量のエネルギーを付加する必要があるのです。

さらに2小節4拍目の16分音符は1小節4拍目の変形と考えられますので、1小節目と同じリズムの表情が必要です。このように音が分割された状態を「音の分割」ということにします。

「音の分割」つまり音が分割された状態であるかどうかを判別する際には重要な条件があります。それは、

「音の分割」とは必ず同一和音内で生じる現象! ということです。そして、このような楽譜に記されたリズムの奥に潜在する元のリズムのことを「骨のリズム」(注)ということにします。

(注)拙著「生きた音楽表現へのアプローチ」では「骨のリズム」のことを「基本リズム」と称しております。

なお「骨のリズム」とは一義的に定まっているものではなく複数の解釈も可能です。次例をご覧下さい。

score2.png

上例の2段目は弦楽器による伴奏のリズムですが、この「骨のリズム」は下段に記したような2通りが考えられます。どちらが妥当であるかは一概に決められませんが、リズムの表情は微妙に違いますので演奏者(指揮者)は自己の感性に基づいて選択することになります。

このように楽譜上のリズムを「骨のリズム」に置き換えることによって音楽の流れを支える基本的なリズムを演奏者全員が統一して感じ取ることが出来るのですが、更に重要なことは、

「骨のリズム」における音符の長さ(音価)の変化が音量の変動を示唆している!

ということです。前述の〜長さが異なる音符の組み合わせは必ず音量の変動を伴う〜という音の物理的な性質は、正確には「骨のリズム」の長さが異なる音符の組み合わせは必ず音量の変動を伴う ということです。

 


 

 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ

 

(編集 )

楽曲分析の道具  音符の長さ(音価)は音の強さ(大きさ)

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ


楽曲分析の道具

それでは本日演奏する「悲愴」交響曲と「風紋」を材料にして台所の情景をお見せしたいと思いますが、それに先立って、分析の根拠となる要点をまとめておきましょう。やや理屈っぽいかと思いますが、これからの解説を理解していただくためには不可欠の事項ですのでご勘弁下さい。

説明文で使っているさまざまな用語については必要最小限の注釈にせざるを得ませんでしたので、分かりにくい箇所もあるかと懸念しております。なおこれらの内容は、拙著「生きた音楽表現へのアプローチ」(音楽の友社)の記述をもとに書いたものですが、残念ながら同書は現在絶版中です(インターネット上で時々売買されているようですが、非常に高価なプレミアムがついているようで困っております。皆さんのご協力で再販されることを祈っております)。


1)音符の長さ(音価)は音の強さ(大きさ)

音楽の素材はいうまでもなく音です。音は空気が振動することによって生じます。そして空気を振動させるには何らかのエネルギーが必要で、エネルギーが大きくなるほど音は強く(大きく)そして高くなります。

つまり音を生み出すエネルギーの大きさと音の強さ(振幅)・高さ(振動数)は連動しているのです。

作曲家は伝えたい音楽を楽譜という手紙に書きますが、楽譜の主役は音符ですから、音符は上記のような音の特性を伝える機能を持っていると考えられます(仮に音符が音の特性を記せなかったら、楽譜は手紙の用をなさないことになってしまうでしょう)。

ところで、個々の音符は長さ(音価といいます)と高さしか記すことは出来ません。そこで、

音符の長さ(音価)とは音の強さ(大きさ)を表したもの、

と考えてみましょう。そのように仮定すれば、音符とはその高さと長さを支えるために必要なエネルギーの状態を表したものとなり、音符が連なって出来ている旋律などはエネルギーが推移して行くさまを表わした一種のグラフと見ることが出来ます。すなわち、

音符の高さ・長さが推移する変化は、音というエネルギーの変動・抑揚を暗示しているのです。

 

以上の物理的な音の特性と音符の機能の関連を整理しますと下図のようになります。

function.png

上図を解説しましょう。音は物理的には振幅、振動数、波形の三要素で特徴づけられます。音の振動数が変化すると音高の変化として現れますのでこれは五線紙上に音符で記すことが出来ます(ただしデジタル)。また振動数が異なる複数の音が同時に響くと和音になりますが、和音も含めて同時に複数の音が響く状態(音積ということにします)は複数の音符を使って記すことが出来ます。さらに音の波形の違いは音色の違いとして現れますが、残念ながら音色は音符で記すことが出来ません。そして最後に振幅ですが、

振幅の変化は音量の変動として現れますが、音符ではこれを音長を変えることで記しているのです(注)

(注)これは振動のエネルギーを表す公式に基づいた私の仮説です。詳細は省きますが一例をあげますと、ギターは強く弾くほど余韻が長くなります。つまり弾くエネルギーの大きさとその結果生じる余韻の長さは因果関係にあります。そこで音符とはこの場合の結果を記していると仮定するのです。以下の解説はこの仮説をもとに述べていますので今はこの仮定を了承してください。疑念を持たれる方もおられると思いますが追って説明するつもりです。

このことは、音価が長い音は音量が大きいことを意味します(重大な例外が一つありますが後述します)。より一般的に言えば、長さが異なる音符の組み合わせは必ず音量の変動を伴う のです。

 

 


 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (保科 洋 著)

<< 目次へ

 

(編集 )

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜 (序文)

 

※無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

<< 目次へ

 


 

楽曲分析と演奏解釈 〜「悲愴」「風紋」を例として〜

保科 洋 著

 

音楽と料理

音楽を聴くことは、例えていえば料理を味わうようなものでしょう。食べる人にとって料理は美味しいことが重要であって、そのために板前がどのような工夫・努力をしているかは知らなくても料理を楽しむにはさほど問題ではありません。同様に音楽を聴く人も、楽譜に何が書かれているかなど知らなくても、十分に音楽を楽しめますし感動もできます。ところで、腕の良い板前ほど材料の質や料理の腕前を講釈するようなハシタナイことはしないものですが、今日はあえてそのハシタナイことをしてしまいましょう。

私は作曲が専門ですが指揮も大好きです。ですから「楽譜」とはどのように作られ、どのように読みとるべきなのかという一例を、素材を提供する作曲家とそれを料理する指揮者という両方の体験からご披露いたしたいと思います。

西洋音楽、特にクラシック音楽では楽譜の存在が不可欠ですが、実は楽譜とは作曲者から演奏者への手紙であって聴衆への手紙ではないのです! 料理でいえばメニューと必要な素材を板前に提供することにあたりましょうか。したがって演奏者は先ず楽譜という手紙から作曲者の意図を読み取らなくてはなりません。この作業を「楽曲分析」といいます。料理でいえば与えられた素材の質・鮮度などを板前が吟味することにあたりましょうか。つまり、目の利いた板前であればそれらは一目瞭然で、板前によって評価が変わるということは殆どないでしょう。「楽曲分析」も同じです。手紙をありのままに読み取ることが「楽曲分析」なのですから、その判断に個人差が生じることは殆どないはずですし、仮に個人差が生じるものであるとすれば楽譜は手紙の用を成さなくなってしまうでしょう。

それに対して「演奏解釈」とは与えられた素材を生かしてどのように料理するかという創造的な行為です。料理人が変われば同じ素材でも異なった料理・味が造られるように、演奏解釈は指揮者によって微妙に変わるものです(ただし、優れた料理人は素材の特徴を壊してしまうような味付けまではしないものです)。

 

私は岡山大学のオーケストラを45年にわたって指導してきましたが、その間、一貫して上記の2項目を実践してきました。本日演奏する「保科アカデミー管弦楽団」の諸君は学生時代から本日まで身をもってこれらを体験し共感してくれている仲間です。岡山大学の学生諸君、そしてアカデミーの仲間がこれらを如何にして実践してくれているかという意味で、本日の演奏は私が考える音楽表現のまたとない実験場でありご披露の場といえましょう。

それでは私たちが本日のプログラムをどのように料理しようとしているのか、その厨房の一部をご披露することにしましょう。本日の演奏が皆様の舌にお気に召していただければ料理人としてこれほど嬉しいことはありません。

 


 

<< 目次へ

無断転載禁止 (C) 2008-2009 HOSHINA MUSIC OFFICE. All Rights Reserved

 

 

 

(編集 )

チケット販売について

オンライン前売チケット販売は、配送事故の可能性などを考慮し、8/25 24時を持って終了させて頂きます。
8/26以降は、すみだトリフォニーチケットセンターをご利用下さい。

保科アカデミー室内管弦楽団 創立15周年記念特別演奏会 東京公演及び岡山公演の一般前売チケットのオンライン販売を承ります。
決済方法は、銀行振込、郵便局振込、クレジットカード(VISA,MASTER,JCB)がご使用になれます。 

お電話、Faxでお申込みをご希望の方は、こちらをご覧下さい

価格表

学生は大学生を含みます。学生前売券をご希望の方は、以下の「学生前売券ご購入について」をよくお読み下さい

  • 8/29 東京公演 一般前売 1500円
  • 8/29 東京公演 学生前売 500円
  • 8/15 岡山公演 一般前売 800円
  • 8/15 岡山公演 一般前売 500円
  • 送料 クロネコメール便(80円)、クロネコメール便速達(180円)

チケット送料は、4枚以上ご注文の場合は無料になります。
事務の簡略化のため、特定記録郵便の扱いは終了致しました。 

 

>>お申込みメールフォームへ

 

学生前売券ご購入につい

学生前売券のご購入には、学生証のコピーが必要になります。以下のいずれか方法で、チケットのお申込みとは別にお送り下さい。学生証のコピーは、チケット購入の身分確認以外には使用致しません。

学校名、氏名、有効期限が見えていれば結構です。写真、生年月日等送りたくない方は、その部分をカットして下さい。

  • カメラ付き携帯で学生証の表面を画面いっぱいに撮影し、メールで送信する。(文字が読める大きさで)
  • 学生証の表面をスキャナで読み込んだもの(jpeg)をメールで送信する。
  • 学生証の表面のコピーをFaxで送信、もしくは郵送する。  

学生証コピーの送り先

  • E-Mail :
    order(at)hoshina-music(dot)com
    (at)を@に、(dot)を.に変更して下さい。
  • Fax :
    042-668-3502
  • 郵送
    〒673-1325 兵庫県加東市大畑1306 保科方 チケット係

 

お電話/Faxでのお申込みについて

お電話、Faxによるお申込みは、東京公演と岡山公演で窓口が異なりますので、ご注意下さい。

東京公演窓口(ホシナ)

 

  • 電話 042(668)3498 
  • Fax 042(668)3502

 

岡山公演窓口(アキヤマ)

 

  • 電話 Fax共 086(253)3703

 

(編集 )

YouTubeアップロード記念:シュトラウス「雷鳴と電光」

やっとこさ、YouTubeへの音源の追加が順調に動き出しました!

というわけで、本日のおすすめは、Webpage開通祝いで派手なのを一発。

第5回定期演奏会のアンコール曲から。アンコール3曲のうちの最後ですが、皆さん最後まで元気ですねー!

前回の第10回定期のときに、宣伝のため第8回定期のDVDをmp4におとしてYouTubeに上げました。アカデミーの凄さは多少音質が悪くても目を見張るものがあるのですが、やっぱり音質劣化で微妙なニュアンスが全部飛んでいるのが残念! ということで、今回はCDからとった音源に静止画を重ねて動画にする、というのをやってみました♪
かなり苦戦しましたが、音質は大分改善したと思います。。いかがでしょう? 奮闘記は以下のリンクからどうぞ♪

YouTubeに静止画つきmp3をアップロードする

お気に召した音源がありましたら、↑の例のようにお手持ちのブログにじゃんじゃんリンク貼っていただけると嬉しいです! それで、二日間で睡眠時間4時間の苦労も報われます(TT)

 

(編集 )

東京限定チラシ入稿

アカデミーは地元岡山では有名なオーケストラですが、東京では殆ど知名度がありません。

そして、知名度のない団体の演奏会に人を呼ぶには、とにかく膨大な数のチラシを撒かないとダメ。
数千なんて半端な数では、撒かないのと同じ! なのです。。。

(編集 )

コンサートスクウェアの抽選終了!

コンサートスクエアにて、東京公演の招待状を抽選で30組60名様(+α)にプレゼントする企画は終了させて頂きました。
ご応募ありがとうございました! 

8/20現在、当選者の方には招待状発送、落選された方にはメールのお知らせの発送全て完了しております。まだお手元にいずれも届いていない方は、お手数ですがこちらよりご連絡下さい

お財布に余裕のある方は、チケットをお求めいただいて赤字削減にご協力いただけますと、大変助かります(^^;)
チケット(前売券)の購入をご検討の方は、こちらからお申込み下さい

 

(編集 )

過去の定期演奏会の音源(一覧)

こちらは、過去の演奏会音源を掲載したYouTubeプレイリストへのリンク集です。
これからも順次増える予定ですので、お楽しみに!
Hoshina Music OfficeのYouTube channel page はこちら。


(編集 )

15周年記念演奏会特別web site漸く起動!

えらいこっちゃ〜〜!!

気がついたらもう東京公演までジャスト3ヶ月じゃないですか!!!
半年前から準備する予定だったのに(涙)

時間が短い分、密度で勝負、ということで、関係者の皆様、どうぞこのホームページを大々的に宣伝して下さい!
コンテンツも過去の演奏のYouTubeへの登録、過去の演奏会のパンフレットなど、これから見応え、聞き応えのあるコンテンツがどんどん増えていく予定です。

何かご意見、ご要望がありましたら、こちらからご連絡下さい。この宣伝日誌へのレスはコメント欄からお願いします。

それでは、すっかり夜が開けた米Wisconsin州マディソン市から日本の皆様へ、よい週末を!

Hoshina Music Office 広報担当 保科 琴代(もぐら) 

(編集 )

創立15周年記念特別演奏会チラシ

以下のチラシを印刷して演奏会当日にお持ち頂くと、前売り料金でご入場になれます!

(編集 )

東京近郊でのチラシ配布、ネット上での宣伝にご協力下さい!

今回の演奏会を広く知って頂くため東京近郊でのチラシ配布を計画しておりますが、保科アカデミー室内管弦楽団の活動拠点が岡山であるため、チラシ配布等の宣伝活動の人員が圧倒的に不足しております。
そこで、下記の通りお手伝いをして下さる方を広く募集しております!

お礼は、ささやかですが、演奏会チケット(5組10名まで)及び、ご希望があれば、保科洋のサイン色紙とさせて頂きます。他にまだ何かご希望があれば、交渉可能です(笑)。今すぐこのページ一番下のMLに登録して下さい!

  1. 所属されている演奏団体(オーケストラ、ブラスバンド等)の演奏会等で、当演奏会のチラシを配布して下さる方。(上記の事情により、パンフレットへの挟み込みの人員が捻出出来ませんので、チラシを預かって頂いて挟み込みまでお願いする形になります。 こちらは、交換条件として、当演奏会での貴団体のチラシ挟み込みを預かりで承ります。また、この演奏会ページのトップページにご協力団体としてリンクされます。)

  2. お近くの音楽教室や楽譜店、中学、高校、大学などの音楽サークルに置きチラシをして下さる方。

  3. 各地で開催される他団体の演奏会の開演前に会場へ行き、チラシの挟み込みを行って下さる方。(各演奏会主催者との連絡は当Officeで行います。指定の日時に会場に赴き、チラシの挟み込みを行ってくださるだけでOKです。
    ※1日しか行けなくてもOKです!
    ※ Hoshina Music Officeより薄謝をお渡しします。
    ※ 恐縮ですが、このケースのみ、演奏会チケットはご本人様1名のみのお礼とさせて頂きます。 

  4. し1〜3が駄目でも、東京近郊にお住まいでなくとも、まだ宣伝の方法はあります!
    個人でお持ちのブログやホームページでこの演奏会ページの紹介や、YouTube音源などへのリンクを張っていただく、参加しているミクシィや他のソーシャルネットワーク、メーリングリストなどで紹介していただく、知り合いの音楽団体に相互リンクをお願いする、、などなど。
    宣伝HowToもご覧下さい。
    とにかく、どれだけ沢山の方の目に止まるかがカギです! チラシやネット上での宣伝効果は、一度見ただけではお客様に興味を持っていただく確率は非常に低くなりますが、二度、三度目にすることで効果は二倍、三倍以上に跳ね上がります。ネットの書き込みも、同一人物が何度も書くと、サクラと看做されて無視されますが、複数人数で書き込めば注目度はアップします。

特に、岡山大学オーケストラOBの方、ほんの少しでもお手伝い頂けると大変助かります!!!
前回2007年の準備会は最終的に十名以上の方にご参加頂き、大変盛況でした (^^)
演奏に参加出来なくとも、一緒に演奏会を成功させる楽しみは格別ですよ! 

お手伝い下さる方は、以下のMLにご登録下さい。(4番のみのお手伝いでも、参加大歓迎!)

http://hoshina-music.com/mailman/listinfo/academyml-hoshina-music.com

自動で登録が完了します。メールアドレスは外部には公開されませんのでご安心下さい。

登録がうまく出来ない方、ご質問のある方は、以下のアドレスにご連絡下さい。

academy2009 (at) hoshina-music (dot) com

(at)の部分を@に、(dot)を.に変更して下さい。

皆様のご参加をお待ちしております!

Hoshina Music Office 広報担当 保科 琴代(もぐら)

 

(編集 )

宣伝 How To

このページは、演奏会の宣伝をお手伝いして下さろうという有り難い皆様、及び団員の皆様向け宣伝HowToのページです。

ご存知の通り、アカデミーの東京公演は地元関東のオーケストラに比べ、お客様集めが大変不利です。友人もそんなにいない、知名度もない、ないないづくし。

そんな中で、一人でも多くのお客様に足を運んでいただこうとすると、どうしても『外部の』お客様に興味を持っていただかなくてはなりません。アカデミーの事も知らない、お友達でもお友達のまたお友達でもない方々に、アピールしなくてはならないのです。そのために、なるべく多くのチラシを撒くことは勿論ですが、コンピューターさえあれば今すぐご自宅で出来る宣伝をご紹介します。  

  1. 1日1クリック!
    以下のホームページを、毎日閲覧して下さい!(クリックすればOK)
    現在、academy2009ホームページはgoogleのサーチにひっかかりません。検索の上位に上がって来るためには、閲覧の絶対数が必要なのです。
    こればかりは、一人ではどうにもなりません。岡山にお住まいの皆様にも出来る、大事な貢献です。
    (いっそ、ブラウザのホームに設定してしまう、というのはいかがでしょう?!) 

     http://www.hoshina-music.com/academy2009/
     http://www.concertsquare.jp/blog/2009/200906015.html
     過去の定期演奏会のYouTube音源(一覧)ページにあるYouTube演奏のお気に入りの曲

     
  2. とにかく、思いつく限りの全ての人にメールなり電話なりをする。
    多少音楽に関係のない人に送っても、リンクをクリックしてホームページを見てさえくれれば、それだけでサーチエンジンの表示順位が上がるのに貢献します。
    あるいは、送った相手に興味がなくても、その周囲の人に興味のある人がいるかも知れません。
    誘うときにはつい良い結果を期待してしまうものですが、ダメモトでも数送る、というのがこの業界の宣伝のその1です。(と実際にそういう仕事をしている友人から教わりました。プロの言葉だから本当です!)
     
  3. メールにつけるリンクと一緒に、『あのページの●×の演奏がいい』等の自分の感想を一言かならず付け加える。
    本屋でよく見かける、店員さんのお気に入り紹介と同じです。ただリンクだけ送られても、どこを見てよいのか分かりません。どこがおすすめなのか、是非皆様の言葉で紹介して下さい。
     
  4. 普段覗いているMixiなどの会議室、メーリングリストなどで積極的に宣伝する。
    一人が何度もやると逆効果ですが、複数人が何度か書き込めば「こんなに沢山の人が勧めるなら見てみようか」という気分になってくれる人も出てきます。
    あの人が書いてくれたからもう書かない、ではなくて、しつこくならないよう話題を変えつつ、言葉の端々に演奏会の宣伝を混ぜて投稿して下さい。人は、自分が思うほど過去の投稿なんて真面目に読んでいませんから、大丈夫です。
     
  5. 自分が書いているブログで積極的に取り上げる。
    たとえば、演奏会まで特別企画として、毎回記事投稿の前にYouTubeのアカデミーの演奏を載せる、なんて如何でしょう? そして、それに対する一言感想を添えておく。
    団員の皆様なら、その時の思い出話などを書いてくれれば、より演奏に興味を持ってもらえるはずです。
    全く関係のないキーワードを検索して辿り着いた人が、もしかしたらクラシックファンかもしれません。
    そういう機会をひとつも逃がさないようにしましょう。 
    毎日真面目にブログを書いている人なら、それだけで演奏会まで90日、のべ90ページに引用されることになります。 
    この引用記録は、YouTube側にもカウントされ、YouTubeの「よく似たエントリー」の上位検索に上がって来る可能性が高くなります。
    今回アップロードしたYouTube動画には、演奏会の宣伝が埋め込まれていますので、最後まで聞いてくれた人は強制的に演奏会案内を見させられることになります(笑)。
     
  6. 2009年演奏会準備会MLに登録する。
    準備会MLでは、チラシ撒き人員などの他にも、常時色々な宣伝アイデアが話し合われます。団員の皆様には、どうかご参加頂きたくお願いします! 今後も東京に居なくても出来る宣伝アイデアをどんどん提案していくつもりですので。
    勿論、団員でない方も大歓迎! 手伝えないし、多分書き込みもしないけど、活動に興味がある、という人でもOKです。

    http://hoshina-music.com/mailman/listinfo/academyml-hoshina-music.com

    ↑こちらから登録して下さい! 

  
いかがでしょうか。
これなら、東京どころか、世界中どこに居ても宣伝できます!!
(今米ウィスコンシン州に居る私が言うのだから、間違いありません!!!)
皆さんの力で、すみだトリフォニーホールを満席にしましょう!

Hoshina Music Office 広報担当 保科 琴代(もぐら)

 

(編集 )

チラシ挟み決定リスト

6/28 開催の演奏会

グラールウインドオーケストラ

日程:6/28(日)
場所:ミューザ川崎ホール入口前広場(川崎駅前)
集合時間:10:20
部数:1800部
必要人数:1名

6/14 開催の演奏会

江戸川吹奏楽団

日程:6/13(土)
場所:江戸川総合文化センター(新小岩駅徒歩15分)
部数:800 部

和光市民オーケストラ

日程:6/13(土)<< 日程注意!
場所:和光市民会館 (東武東上線「和光市駅」南口から徒歩15分)
部数:600部


 6/13 開催の演奏会

東京リサーチ合奏団
日程:6/10(土)
場所:かつしかシンフォニーヒルズ(京成青砥駅徒歩5分)
部数:600 部


6/7開催の演奏会

葛飾フィルハーモニー管弦楽団
日程:6/7(日)
場所:かつしかシンフォニーヒルズ
部数:1200部

■ 豊島区管弦楽団

日程:6/7(日)
場所:芸術劇場
部数:800部


6/6開催の演奏会

アインクライネスOPオーケストラ
日程:6/6(土)
場所:きゅりあん
部数:800部

ミュゼ・ダール吹奏楽団

日程:6/6(土)
場所:杉並公会堂
部数:1200部

(編集 )

現在人募集中のチラシ挟み(7/15更新)

演奏会曲目などの詳細は団体名をクリックして下さい。
(結構高い確率で、チラシ挟みにいくと招待券や割引券を貰えたりします。) 
集合時間や人数が空白になっているものは、まだ返事待ちですので確定ではありませんが、行けそうな日程があればご連絡くだされば助かります!

謝礼、連絡先などは、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。

 

academy2009 (at) hoshina-music (dot) com

(at)の部分を@に、(dot)を.に変更して下さい。

 

8/23 開催の演奏会

 ルートヴィヒ室内管弦楽団

日程:8/23
場所:彩の国さいたま芸術劇場
集合時間:
部数:
必要人数:

 

 

(編集 )

リンク

  • Pipers
    • 管楽器専門月刊誌パイパーズのサイト。310号に前回東京公演の記事が、315号316号に保科アカデミー常任指揮者の秋山氏へのインタビュー記事が掲載されています!
  • 保科アカデミー室内管弦楽団
  • Hoshina Music Office
  • ConcertSquare
    • 全国のコンサート情報サーチエンジンです。招待券プレゼントはこちらからどうぞ!
  • Freude
    • アマチュア・オーケストラのためのリンク集です。当団もお世話になっております。
  • Micropure
    • 高性能小型スピーカーメーカー。小さいのに、とても自然ないい音がしますよ!特に管の響きは秀逸。
  • (有)スタジオ・リリック
    • クラシックの演奏会録音専門の録音業者です。過去2回の東京公演でお世話になりました。
  • 通販印刷プリワークス
    • 東京版単色チラシの印刷でお世話になっております。
(編集 )

このサイトについて

こちらは、Hoshina Music Officeが提供する、保科アカデミー室内管弦楽団広報ページです(officialサイトはこちら)。全ての情報、商標、映像、画像、音源などの著作権は当Officeに帰属します。

  

ダウンロード

演奏の配信

リンク

  • Pipers
  • 管楽器専門月刊誌パイパーズのサイト。310号に前回東京公演の記事が、315号316号に保科アカデミー常任指揮者の秋山氏へのインタビュー記事が掲載されています!     
  • 保科アカデミー室内管弦楽団
  •     
  • Hoshina Music Office
  •     
  • ConcertSquare
  • 全国のコンサート情報サーチエンジンです。招待券プレゼントはこちらからどうぞ!     
  • Freude
  • アマチュア・オーケストラのためのリンク集です。当団もお世話になっております。     
  • Micropure
  • 高性能小型スピーカーメーカー。小さいのに、とても自然ないい音がしますよ!特に管の響きは秀逸。     
  • (有)スタジオ・リリック
  • クラシックの演奏会録音専門の録音業者です。過去2回の東京公演でお世話になりました。     
  • 通販印刷プリワークス
  • 東京版単色チラシの印刷でお世話になっております。